人の医療の発展に貢献する
開かれたセンターを目指して

動物生命科学研究センターでは、「学内の実験動物の飼育管理」、「教育」、「研究支援・受託業務」、「社会活動」、「開発・研究」の5つを主な業務とし、 動物福祉・生命倫理に配慮した実験動物の飼育管理、動物実験を実施しています。
学内外の利用者に根ざした研究支援を行うことによって、本学のみならず産官学連携の研究開発の発展を目指しています。

ご挨拶

 動物生命科学研究センター(Research Center for Animal Life Science, RCALS)は、1978年に設立された「医学部付属動物実験施設」を改組、改称して2002年(平成14年)4月1日に発足しました。現在では800頭の医学研究用カニクイザルを飼育できる唯一の国立大学法人として認知されるようになりました。また、顕微授精・胚移植等の生殖工学的手法を駆使した人工繁殖技術を確立し、特定のMHCを有するカニクイザルや遺伝子改変カニクイザルの作製にも成功しています。今後益々実験用カニクイザルが医科学研究には必要になると考えられています。
 当センターの基本的理念は「動物福祉に配慮した動物実験による医科学研究を通じて人類の健康と福祉の向上を目指す」です。そのためには、世界基準に合わせた適切な動物の管理を行うことが極めて重要と考えています。理念実現のために次の5項目を重視しています。

  1. 動物福祉に配慮した飼育と管理
  2. 環境への拝承(排泄有機物のゼロ化等)
  3. 動物実験における生命倫理への配慮
  4. 開かれた研究センター
  5. 医学・生物学を通じた社会への貢献

また、産学連携による開発研究の促進として、研究支援・受託業務、社会活動、開発・研究も積極的に行っています。実験用カニクイザルが医科学研究に貢献するための一助として本Websiteを運用しています。本Websiteが医科学研究への興味とご理解への近道となれますよう心から願っております。

滋賀医科大学 動物生命科学研究センター
センター長 遠山育夫

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滋賀医科大学動物生命科学研究センターについて